みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は新江戸染オンラインショップにて取り扱いを開始しました「新之助上布×新江戸染 浴衣」のご紹介です。
新之助上布×新江戸染 浴衣
「新之助上布×新江戸染 浴衣」は滋賀県・新之助上布の綿麻生地に新江戸染こだわりの柄を注染で染め上げました、 新之助上布と新江戸染のコラボレーション浴衣です。
現在「花唐草 white」と「節目七宝 skyblue」の2種を取り揃えてございます。
大西新之助商店「新之助上布」
本浴衣は新之助上布の名で知られる大西新之助商店さんの綿麻生地を使用しております。
現在も伝統的な制作方法で作り上げられる細い麻糸を平織りした「近江上布」の一つである新之助上布。
ほぼすべてが一点ものでそれぞれが個性的、何より風合い豊かな新之助上布さんの生地に新江戸染の型で注染を施すことができれば素敵な浴衣ができるのではと考案しました。
そこで丸久は琵琶湖の東岸に工房を構える大西新之助商店さんへ昨秋伺いまして新之助上布 織師(伝統工芸士)の大西實さんに相談させて頂きました。
帯や足袋など様々な形で展開されている新之助上布ですが大西さんによると注染との共作はまだ経験が無いそうで、生地素材の段階から相談させて頂きました。
最終的にはアイボリーの色を残す白生地(無染色の糸)を選びました。
経糸綿、緯糸ラミー麻(麻55%、綿45%)の交織で織られ特徴的な肌触りが心地よく多くの方に愛される生地です。
その後は東京で注染工場と相談です。
通常扱っている綿生地とは違うので染料の入り方を確認してもらったり、生地幅も違うので型紙も特殊なサイズでの製作が必要でした。そうして試し染と協議を繰り返しようやくお披露目できる目処が立ちました。
最後は染め上がった生地にシボの加工を施して完成となります。
織と染めの職人の合作とも言える「新之助上布×新江戸染 浴衣」、いかがでしょうか。
詳細・お買い求めは新江戸染オンラインショップ(花唐草 white、節目七宝 skyblue)をご覧くださいませ。